December 19, 2004
リングウィングおりがみ飛行機
「雲のむこう、約束の場所」に出て来る小型飛行機「ヴェラシーラ」（文字で表すと「88CO-V」な感じ？）を見て、「リングウィング機って珍しいな…監督の趣味？」程度にしか思わなかったのですが、今になって、10年位前にNHKの子供向け番組で、おりがみで作れるリングウィング型の紙飛行機の折り方が紹介されていた事を思い出しました。それまで紙飛行機は長方形の紙でないと作れないと思っていたので、正方形のおりがみで、しかも「リングウィング機」だったのでとくに印象に残っていました。
【折り方】（説明図）
１．まず水色の線で「たにおり」にして広げ、緑の線で「たにおり」にして広げ、ガイドにします。
次に、ピンクの線で「たにおり」にします。
※：このとき、折り返した先端部分が水色の線から２mmほど手前の位置になるように折ります。
２．さらにピンクの線で「たにおり」にします。
※：ここでも、折り返した部分が水色の線から１mmほど手前の位置になるように折ります。
３．さらにピンクの線（１で折った水色のガイド線）で「たにおり」にします。
※：１、２で中心にぴったりと合わせて折ると、３で折り返しにくくなります。
４．折り返した部分が円形になるように曲げながら、左右の端を１cm程重ねます。
５．重ねた部分を、のりやセロテープなどで固定し、出来るだけ円に近くなるように、折り返した部分を曲げます。（多少扁平な方が飛びやすいかも知れません。）
６．飛ばす場合は、後ろの尖った部分を指でつまみ、斜め下に４５度くらい傾けて、そっと指を離します。
【飛ばし方のコツ】
・確実に飛ばすには、できるだけ高い所から、斜め下に向けて指をそっと離す事です。このとき、無理に飛ばそうと前に押し出しても、安定して飛びません。
・また、折り返した部分をそっと抱えるように持って、斜め下に飛ばした時に安定していた速度を初速として、ダーツを投げるように飛ばす事もできます。
上手く飛ばせるようになると、この紙飛行機は直進性が高いので、本当にダーツのようにマトを置いて狙えるかも知れません。
…
あーあ、サイン待ちのときにこれを思い出せていれば、監督に「ヴェラシーラです」って紙飛行機を渡せたのに…サインが貰える嬉しさでぜんぜん他の事が考えられなかった自分が情けない…。
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