November 16, 2008
MacBook インプレッション：１
【指一本で液晶パネルの開閉が可能】
MacBookを箱から出し、まずは液晶パネルを指一本で開くことが可能かを試しました。
MacBook AirのCMで人差し指だけでパネルを開くシーンが印象的だったので、今回の新しいMacBook（13-inch, Aluminum, Late 2008）も液晶パネルを閉じた時の固定方法が、従来のラッチ式からマグネットを使う方式に変わったので、購入して最初に試してみました。
MacBookを箱から出し、まずは液晶パネルを指一本で開くことが可能かを試しました。
MacBook AirのCMで人差し指だけでパネルを開くシーンが印象的だったので、今回の新しいMacBook（13-inch, Aluminum, Late 2008）も液晶パネルを閉じた時の固定方法が、従来のラッチ式からマグネットを使う方式に変わったので、購入して最初に試してみました。
結果は…さすがApple！、いい仕事してますね〜。
MacBookの手前に有るくぼみに親指か人差し指を掛けパネルをそっと上に持ち上げると、すうーっとなめらかに開く事ができました。
閉じる時も人差し指一本でスーっと閉じて行き、最後に閉じ切る辺りで磁力が働いてパネルがクッと吸い付く様に閉じました。磁力の加減もなかなか良い感じです。
もうそれだけで嬉しくなってしまい、つい何度も開閉を試してしまいました。
液晶パネルを開く時、どの角度でもパネルを止める程度のほぼ一定の適度な抵抗があり、新品なので当然ですが開きたい角度でパネルをきちんと止める事ができました。キー入力時にグラグラ揺れる事も有りません。この辺りは経年変化でヒンジがどう劣化するか見てみたい所です。
パネルの最大の開き角度はテーブルに置いて使う分には問題有りませんが、膝に置いて使う場合はもう少し開いてくれた方が良いのに、と思いました…ヒンジの構造上難しい所ですが。
この、指一本での開閉（特に開く時）を可能にしている一番の要因は、バッテリとハードディスクを本体手前のパームレスト側に配置している事だと思います。
重量のあるバッテリやハードディスクが手前にレイアウトされているので、パネルを大きく開いた際にヒンジのさらに向こう側に力が掛かっても安定しており、ヒンジの抵抗も適度でパームレスト側が持ち上がってしまう事が無く、パッケージから取り出した直後からスムーズに指一本で液晶パネルを開閉できました。（展示されているMacBook Airで１本指で開閉を試しましたが、重量が軽過ぎるためゆっくり開く必要が有りました。MacBookだと重量が有るのでもう少しラフに開けます。）
MacBook(Late 2008)の分解記事：KODAWARISAN
最初にMacBookを包んでいるフィルムを止めている使用許諾シールにミシン目が入っていて、フイルムをきれいに取れる工夫がされているのもAppleらしい配慮だと思います。
（職場のPCはオフィス用のためか梱包が良く言えばシンプルで、ただビニール袋にシールで封がしてあるだけ、そしてそのシールは糊が強くて剥がしたあとがベタベタになります。）
MacBookの手前に有るくぼみに親指か人差し指を掛けパネルをそっと上に持ち上げると、すうーっとなめらかに開く事ができました。
閉じる時も人差し指一本でスーっと閉じて行き、最後に閉じ切る辺りで磁力が働いてパネルがクッと吸い付く様に閉じました。磁力の加減もなかなか良い感じです。
もうそれだけで嬉しくなってしまい、つい何度も開閉を試してしまいました。
液晶パネルを開く時、どの角度でもパネルを止める程度のほぼ一定の適度な抵抗があり、新品なので当然ですが開きたい角度でパネルをきちんと止める事ができました。キー入力時にグラグラ揺れる事も有りません。この辺りは経年変化でヒンジがどう劣化するか見てみたい所です。
パネルの最大の開き角度はテーブルに置いて使う分には問題有りませんが、膝に置いて使う場合はもう少し開いてくれた方が良いのに、と思いました…ヒンジの構造上難しい所ですが。
この、指一本での開閉（特に開く時）を可能にしている一番の要因は、バッテリとハードディスクを本体手前のパームレスト側に配置している事だと思います。
重量のあるバッテリやハードディスクが手前にレイアウトされているので、パネルを大きく開いた際にヒンジのさらに向こう側に力が掛かっても安定しており、ヒンジの抵抗も適度でパームレスト側が持ち上がってしまう事が無く、パッケージから取り出した直後からスムーズに指一本で液晶パネルを開閉できました。（展示されているMacBook Airで１本指で開閉を試しましたが、重量が軽過ぎるためゆっくり開く必要が有りました。MacBookだと重量が有るのでもう少しラフに開けます。）
MacBook(Late 2008)の分解記事：KODAWARISAN
最初にMacBookを包んでいるフィルムを止めている使用許諾シールにミシン目が入っていて、フイルムをきれいに取れる工夫がされているのもAppleらしい配慮だと思います。
（職場のPCはオフィス用のためか梱包が良く言えばシンプルで、ただビニール袋にシールで封がしてあるだけ、そしてそのシールは糊が強くて剥がしたあとがベタベタになります。）
職場に最近導入されはじめた国産PCのワイド液晶ノートやモバイルの場合、バッテリの位置がヒンジ側にあるためバランスが悪く、開きはじめは何とかラッチを解除して片手で開けられますが、重心が奥に有る事とさらに新品だとヒンジも硬く抵抗が大きいので、開く途中でパームレスト側が浮き上がり、もう一方の手でパームレストを押さえないと液晶パネルを完全に開くことができません。
無理をしてパームレスト側が持ち上がった状態でさらに開こうとすると、ゴム足とテーブルの抵抗が限界を越えてスベってしまい、スベった瞬間にパネルに掛けた指が離れて、浮き上がったパームレスト側からバタンと落ちてしまいます。
この時、意外と浅い角度でスベるので、つい以前の重いPCの頃の様に片手で開こうとして失敗してイライラします（PCにもダメージがあるかも知れませんし）。数年前のノートPCは重い事とバッテリが手前に有った事でラッチ式でも片手で開けられ便利だったので残念です。
Appleが液晶パネルの固定にラッチではなく磁石を使う理由は、ラッチだと見た目にも壊れ易そうで実際爪が折れたりする不具合も多くてメリットがないと判断されたのだろうと思いますが、利用する側からもラッチがない事でその開け方に悩む事もなく、パネルの開閉に気を使わなくて良いのでとても使い易いです。見た目も余計な物がなくてとてもシンプルです。
また、爪がないのでパネルの拭き掃除がやり易いのと、本体側に爪を受ける穴がないのでゴミも溜まらないのがいいです。
この辺りは私が職場のPCを再セットアップする事が多いから気になるだけかも知れませんが…汚れた液晶パネルを不織布のクリーナーで拭く時にラッチの爪に引っ掛かって繊維くずが出たり、ラッチの受け側の穴にほこりやシャーペンの芯／ホッチキスの針を落としているユーザも多いので、ラッチ周りの不具合が結構有ったりします。爪が折れたときの修理は液晶パネル部分の分解を伴うので、オンサイトでも修理完了まで結構時間が掛かってムダだなと思う事が有ります。
PCメーカは結構Apple製品の外観上のつまらないデザインの一部を取り入れたりする事が有りますが、どちらかと言うとラッチレスの機構の様な、利用者にメリットの有る部分を取り入れる様にして欲しいです。（職場に導入されている国産PCはラッチ式なのにくぼみの形状だけがMacBookっぽい加工が施されていたりします。）
マグネットを使用したラッチレスの機構がラッチ式に比べて多少のコストアップ（ラッチ式の方が部品点数が多くて組み立てコストが掛かってそうだけど…）でも、ラッチ周りの故障とその修理の手間を考えたらトータルでコストダウンになると思うのですが…Appleが特許を持っているのかなぁ？
つづく
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