August 19, 2007
新型キーボード「Apple Keyboard (JIS)」を購入
2007/08/12にApple Keyboard (JIS)「製品番号：MB110J/A、製品名：APPLE KEYBOARD-JPN」をApple Storeで注文し、「出荷予定日：2007/08/20 - 2007/08/22、お届け予定日：2007/08/22 - 2007/08/24」の連絡が有りましたが、思ったよりも早く、8/16に出荷メールが有り、翌日の8/17に到着しました。
到着した品物を見ると、梱包が過剰に感じられました。
外から順に、
１．キーボードが４、５台入りそうな段ボール箱
２．緩衝材としてのエアパッキンに包まれた段ボール箱
３．キーボードのパッケージ
で３重に箱に入っている状態でした。
キーボードのパッケージを開けると、キーボードと取扱説明書と１年間の保証書（箱を開けた右の内側に小さい「製品保証書」が有ります）、USBの延長コード（約90cm）の３つが入っていました。
「製品保証書」に購入日などの記入が無いので、修理の際には配達された箱に入っていた「パッキングリスト」が必要かも知れません。
早速iMac G5に接続し起動後、説明書に有る通り「ソフトウェア アップデート」を実行して「"Apple Keyboard アップデート" (1.1)」（16MB！）を実施、再起動後にファンクションキーに最初から印刷されている輝度やダッシュボード、エクスポゼ機能が使える様になりました。
以前のキーボード用に設定したエクスポゼ機能の割当を使うには「fn」キーを押す必要が有るので、新キーボードで割当の無い「F5：デスクトップ」「F6：アプリケーションウィンドウ」を割り当てた所、「fn」を押さずに動作しました。
祝！！「スペース」キーの位置がホームポジションの中心に！！
新キーボードにはUSB2.0のハブ機能に期待していたのですが、残念ながら従来のキーボード同様に供給される電力が小さく、バスパワーで動作するカードリーダなどを繋ぐと電力不足の警告が表示されましたので、新キーボードのUSBポートも従来通りセルフパワーか、あまり電力を必要としないUSB機器しか繋げない様です。
新キーボードに付属のUSB延長ケーブル（約90cm）をキーボードではなく、iMacのUSBポートに繋げば手元に延長できるので、どうしても手元で使いたい場合はケーブルだらけになりますが使えない事も無いかも…まあ使えないですね。
新キーボードの一番の特徴は、iMacに付属していた以前のキーボードと比べ、やはり「薄さ」ですね。（軽さは一度設置すると持ち運ぶ事は無いので特徴とは言えないですね、ただ薄さも慣れてしまうと以前のキーボードの厚みを思い出せませんが。）
ホコリ対策にキーボードカバー代わりにハンカチを半分に畳んだもの（意外とキーボードの大きさに丁度です）をいつも掛けていますが、以前のキーボードは厚みが有ったのでキーボードの存在が確認できましたが、新キーボードはほんの少し膨らんでいるだけで、ハンカチにしわが寄っている程度に感じました。
薄いとは言え、iMac用に作られているので、iMacのスタンド（厚みの有るアルミ板）をかわす程度の高さでキーボードのUSBケーブルが出ているので、干渉する事無く設置が可能でした。狭いテーブルで使っているので広く使えてあり難いです。
キーボードの傾きが小さくなったので打ち難くなるかと思いましたが、ノートパソコン等ではキーボードの傾きがない事が多いので、実際に使ってみるとまったく気になりませんでした。
キーストロークも以前の半分程度かも知れませんが、ノートPCのキーボード程度は有るので特に打ち難い事も無く、ストロークが浅い事で押込まずに済むので従来よりも高速に入力できる気がします。
（仕事柄色々なキーボードのPCを触るので、キーボードにあまりこだわりが無いせいも有るのかも…）
従来のキーボードに比べ厚みが薄い事でテーブルに埋め込まれている感覚になり、手首の負担が軽減されるメリットが有る様に感じます。
以前のキーボードはクリア素材が使われ、キーボードに溜まったホコリや髪の毛がエアーダスターでも取れずに悲しい思いをしていましたが、新型のアルミ素材のキーボードはホコリにも汚れにも強そうです。（新型もキーの隙間にホコリは溜まりそうですが、以前はホコリに対してデザインが悪すぎた…かも）
Appleによると、このキーボードのアルミは新型iMacの製造時に出る端材を利用しているらしいので、その辺りもちょっと面白いです。
２０インチのiMacからキーボード２枚分（薄いので個より枚が合いますね）は取れそうなので、今回購入したキーボード単体用のアルミも捻出できているのかも。
やっぱり新しいキーボードはいいです。
以前のキーボードは経年変化からか、最近ではキーを支えるゴム？のバネが痛んできていて、特定のキーが押しにくくなっていたので、新型のキーボードが比較的安価（6400円しますが）で出てくれたので、iMacを買い替える事は出来ませんが、キーボードだけでも替える事で、気分が一新され触るのがまた楽しくなりました。
新型は以前のキーボードに比べて打鍵音が小さいのもポイントが高いです。
（ただ、以前のキーボードの様に裾が広がって無くストロークもキー自体も浅いので、爪を伸ばしている女性には使い難いかも知れません。）
特に今回のキーボードで良くなったと感じる点は、従来左下に有った「caps lock」キーが右下に移動した事で、「英数」「スペース」「かな」の３つのキーがホームポジションと一致し、「G」「H」キーと左右対称になった事が挙げられます。
（今までのＪＩＳキーボードの配置が悪かっただけな気もしますが…。）
新型キーボードでは右側の「control」キーが無くなりましたが、Macでは使用頻度の低いキーなのか、これを書いていて初めて気付く程度でした。
（ゲームでどうしても必要と言う方は注意が必要です。）
余談：DOS/Vのモバイルで右側に「Ctrl」は有るのに「Alt」が無いマシンが有って使い難くてがっかりしますが、Macでは右側に「control」が無くても特に不便は感じません。
新キーボードでも従来通り「Ａ」キーの左に「control」キーが有るのは、日本語入力に付属の「ことえり」を使っているのでとても便利です。
DOS/V機のキーボードの「Ａ」の左が「Caps」キーなのは未だに不便です。
「Caps」と「Shift」はほぼ同じ機能で、Macなら「caps lock」は１キーなのに、DOS/Vで「Caps Lock」するには「Shift」+「Caps」を押す必要が有り、使い難いです。
良く有るトラブルで、ユーザが気付かずに「Caps Lock」してしまい、パスワードが入力できないと苦情が多いです。
キャプスロックされても、Macならキートップにランプが有るのですぐ分かりますが、DOS/V機では離れた場所にインジケータがまとめられており、「Caps Lock」を解除して貰うのも一苦労です。
Macと併用していると、DOS/V機でも変換時に間違って「Caps」キーを押してしまう事が有りますが、MS-IMEだと入力モードが「Caps」キーで変化して、かな入力に戻すのに何度か押さないといけないので、DOS/V機で「Caps」キーがホームポジションから使い易い「Ａ」の左隣に有る事にいつも疑問が有ります。
（でも世の中殆どのPCがコレで、利用されている多くの方が満足している様なので今更変わる事は無さそうですが…せめて「Caps」じゃなくて「Caps Lock」に変えて欲しいです。）
結論：小さなテーブル（50cm角程度）でiMac G5 20"を使っているので、奥行きが少し小さく薄ーくなった新キーボードと、ブルートゥースのマイティマウスの組み合わせが更に使い易くなりました。
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